慢性障害〜シーバー病〜
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2023.04.11
- スポーツの怪我
- 慢性症状
【シーバー病とは】
シーバー病(踵骨骨端症)とは、踵の骨の成長線の部分で痛みが起こった状態の事を言います。踵骨軟骨と踵骨骨端核の間(一般的に言われる成長線の部分)が剥がれ、軟骨に炎症が起こってしまう状態です。
10歳前後のスポーツを盛んにしている子どもに起こりやすく、特にサッカー・バスケ・野球、裸足で行う剣道・体操などの競技で発生しやすいと言われています。
≪シーバー病の原因≫
- オーバーワーク(まだ骨として弱い時期での、過度な運動によるストレス)
- ふくらはぎの硬さ(アキレス腱の張力によるストレス)
- 偏平足(縦のアーチの減少)
- 靴が足に合っていない(踵への衝撃)
※成長期で、骨がまだ完全ではない状態でのハードな運動が最も多い原因と言われています。
≪シーバー病の治療方法≫
※基本的には予後が良いスポーツ障害ですので、『患部を休める』保存療法が適応されます。
〜自宅でのセルフケア〜
- 痛みがある時はアイシング(氷で冷やす)
- ふくらはぎ・もも裏のストレッチ
- 足裏・ふくらはぎのマッサージ
↑アイシングの詳しいやり方はこちらから。
スポーツの怪我をした時「冷やす」タイミングと時間はどれくらい??
≪当院の治療≫
- 患部の炎症・痛みを抑える為に、超音波・立体動態波・マイクロカレントを実施
- ふくらはぎの筋肉の緊張を抑えるストレッチ・過重をかけたリハビリテーション
- 痛みを引き起こす動きの癖を見つけ、再発予防の為のアスレティックリハビリテーションを実施します。
- 痛みをコントロールする為に、オーダーメイドインソールの処方も可能です。
スポーツの怪我や、慢性障害でお困りの際は、御気軽にご相談下さい。
姫路市北今宿 たか整骨院
アスレティックトレーナー中川