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スポーツ障害~腸脛靭帯炎(ランナー膝)~

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2022.01.18
  • スポーツの怪我

【腸脛靭帯炎とは】

太ももの外側にある筋肉(大腿筋膜張筋)と、太ももの骨(大腿骨外側顆)との繰り返しの摩擦により起こる炎症(滑膜炎)ランナーの方に多く発生する事から別名「ランナー膝」と呼ばれています。

≪腸脛靭帯炎の原因≫

  • 大腿筋膜張筋の柔軟性の低下
  • 股関節周囲筋(特に大殿筋)の柔軟性低下・筋力低下
  • O脚
  • 扁平足(踵の骨が内側に倒れる)により、膝が内側に入ってしまう
  • 膝の屈伸動作が多い競技(スプリントよりも長距離ランナーに多発)
  • ウォーミングアップ・クーリングダウンの不足

≪腸脛靭帯炎の症状≫

膝の外側(ガーディー結節・大腿骨外側顆)に痛みが生じ、初期症状であれば運動前後の痛みだけで、体が温まれば痛みが軽減してきます。

腸脛靭帯は、膝の角度によって骨との摩擦(インピンジメント)部位が変わります。膝を曲げた角度が約30度の時に、大腿骨外側顆の隆起を乗り越え、その際に痛みを伴います。

その為、ランニング時に平地よりも、下り坂など膝が軽度屈曲の状態の方が痛みを伴いやすい傾向があります。

≪当院での治療≫

  1. 大腿筋膜張筋の炎症・痛みを抑える為に、超音波立体動態波アイシング
  2. 痛みの状況を判断しながら、腸脛靭帯のストレッチ・大殿筋や股関節周囲の筋力トレーニングを行うリハビリテーション
  3. 症状を悪化させる癖を見つけ、ウィークポイントを強化するため、アスレティックリハビリテーションを実施します
  4. 動きのチェックを行い、必要であればオーダーメイドインソールの処方も可能です。

 

スポーツの怪我でお困りの際は、お気軽にご相談下さい。

 

姫路市北今宿 たか整骨院

アスレティックトレーナー中川

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