~寝違い~
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2022.02.01
- 慢性症状
≪寝違いとは≫
就寝中の姿勢が悪い事によって、筋肉や靭帯などの軟部組織の炎症を引き起こしてしまい、首や肩を動かした際に痛みなどの症状を引き起こした状態を指します。
≪寝違いの原因≫
寝違いは、大きく分けて3つに分類されます。
- 筋肉の損傷
- 椎間関節(首の骨の関節)での靭帯の損傷
- 神経痛(首の神経)
➀筋肉の損傷
就寝時、筋肉への血流制限(阻血)によって筋肉が硬くなってしまい、起床時に起き上がろうとしたタイミングで痛めてしまう場合があります。
いわゆる「肉離れ」のような状態を起こしてしまいます。
②靭帯損傷
頸椎椎間関節(首の骨の関節)は靭帯によって連結されています。就寝時、過度に首が反ったり、ねじった状態が続く事で、頸部の靭帯を痛めてしまう場合があります。
③神経痛
頸椎からは腕につながる神経が出ています。就寝時にその神経が圧迫される事で、腕や指先に痺れなどの神経症状を引き起こしてしまう場合があります。
≪寝違いの症状≫
- 首を動かすと痛む
- 肩甲骨・背部にかけての重だるさ
- 上腕~指先にかけての痺れ・痛み
~やりがちな間違い~
寝違いで、皆さんがやりがちな間違いがいくつかあります。
- 湿布(消炎鎮痛であればいいですが、温湿布はNGです)
- 温める(痛み委=炎症 ですので温めるはNGです)
- ストレッチ(筋肉の損傷の場合、さらにひどくなる事があります)
一見、良くなりそうですが状況によっては痛みが酷くなる場合もありますので注意して下さい。
≪当院での施術≫
- まずは痛みの軽減の為に、超音波・ハイボルテージ・マイクロカレント・アイシングを行います
- 肩甲骨周辺の筋肉へトリガーポイントを行い緊張を和らげていきます
- 頸椎のモビライゼーションで可動域を改善させ、キネシオテーピング(血流をよくするテーピング)で固定していきます
寝違いでお悩みの方は、姫路市北今宿のたか整骨院にご相談下さい。