~四十肩・五十肩~
blog_chronic
2022.01.27
- 慢性症状
≪四十肩・五十肩とは≫
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、40代・50代の年齢の方に多く発症する、軟部組織(骨・軟骨以外の組織)の変性や炎症の総称と言われています。
物を持ちあげた時など、原因がはっきりする場合もありますが、原因不明で徐々に発症するケースも多く存在します。
四十肩・五十肩は、長期間 今の症状が続く場合があり、下記のような流れで進んでいきます。
~四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の病期~
➀炎症期(2~12週間)
1番痛みが強い期間で、どの方向に肩を動かしても痛みがある期間です。夜間痛もあり、睡眠不足になりやすく、日常生活にかなり支障をきたします。
※寝る時は抱き枕などを利用し、肩にストレスが加わらないようにします。
②拘縮期(3~12カ月)
炎症期に、痛みの為動かせない事が原因で、関節の拘縮(固まる)が起こる期間です。動作としては、下着の着脱・シャンプーなど肩を捻る動作が困難になります。
痛み自体は、炎症期よりも軽減しますが、不意な動きによって痛みを伴います。
この期間では積極的なリハビリテーションが必要になります。痛みを伴わない範囲で可動域・筋力(インナーマッスル)の回復が必要になります。
~肩のインナーマッスル(ローテーターカフ)~
③解氷期(12カ月以降)
徐々に拘縮(固まる)が取れてくる時期で、肩の可動域が広がっていく時期になります。
≪四十肩・五十肩の症状≫
- 肩を動かすと痛む、特に捻る動作(シャンプー・エプロンの紐を結ぶ…etc)
- 肩を下にして寝れない
- 夜間の痛みで寝れない
- 肩の引っ掛かり感、動かせる範囲が狭くなる
≪当院での治療≫
- 炎症期であれば、痛いを抑える治療を行い、無理に関節を動かす事は行いません。超音波・マイクロカレント・立体動態波・アイシングを行い痛みを抑えていきます。
- 拘縮期に入れば、積極的なリハビリテーションを行い、関節を動かしていきます。併設のジムで無理なくリハビリテーションを行っていきます。
- 痛み・可動域・筋力の回復を見ながら、アスレティックリハビリテーションを行い、再発予防のエクササイズを実施していきます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)でお困りの方は、姫路市 北今宿のたか整骨院にご相談下さい。