~変形性膝関節症(OA)~
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2022.01.28
- 慢性症状
【変形性膝関節症とは】
変形性膝関節症(OA)は、膝の関節軟骨の変性・摩耗(削れる)により、骨の増殖によって関節の変形を起こした状態をいいます。
50歳以降に発症し、男女比は男性:1 女性:3に割合でみられ、そのほとんどが内反変形(膝が外側に広がる)のケースで発症します。
←内反変形している変形性膝関節症
《変形性膝関節症の病期》
- GradeⅠ:小さな骨棘(関節面に出来たトゲ)・関節裂隙(関節の隙間)は正常
- GradeⅡ:小さな骨棘・関節裂隙が狭くなる(1/2は残っている)
- GradeⅢ:骨棘がしっかりある・関節裂隙が狭くなる(1/2以下)
- GradeⅣ:骨棘がしっかりある・関節裂隙が狭くなる(閉鎖箇所がある)
※Gradeの判定は、整形外科での診断を受ける必要があります。
≪変形性膝関節症の症状≫
- 歩行時、特に階段の降りる際に痛みを伴いやすい
- 膝関節の曲げ伸ばしがしにくい
- 正座が出来ない
- 長時間歩いたりすると、膝が腫れぼったくなる
~畑作業で転倒したケース~
左:受傷翌日 右:1週間後(治療3回目)
≪当院での治療≫
- 痛みのコントロールの為に、超音波・立体動態波・マイクロカレント・アイシングを行います
- 痛みが軽減してきたら、歩行動作・関節の動き・筋力の評価を行い、リハビリテーションを行っていきます。
- 日常生活に支障が無い状態になれば、アスレティックリハビリテーションを行い再発予防を行っていきます。
- 歩行動作を補助する為に、オーダーメイドのインソールの処方も可能です。
⇒GradeⅠ~Ⅱに関しては、積極的なリハビリテーションを行っていきます。
変形性膝関節症でお困りの方は、御気軽にご相談下さい。
姫路市北今宿 たか整骨院
アスレティックトレーナー中川