~胸郭出口症候群~
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2022.01.29
- 慢性症状
≪胸郭出口症候群とは≫
胸郭出口症候群とは、神経・動脈・静脈が圧迫される事で、手先に痺れ・痛み・冷感を引き起こす障害の総称を指します。
~胸郭出口症候群の分類~
・斜角筋症候群
⇒首の前部にある前斜角筋・中斜角筋・鎖骨によって、腕神経(腕~指先へつながる神経)・鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が圧迫される障害
・頸肋症候群
⇒頸肋とは、成長の過程でなくなるはずの骨が残った状態になり、腕神経・鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が圧迫される障害
・肋鎖症候群
⇒第1肋骨と鎖骨の間が狭くなり、腕神経(腕~指先へつながる神経)・鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が圧迫される障害
なで肩などが原因で、通り道が狭くなってしまう場合もあります。
・過外転症候群
⇒胸の筋肉(小胸筋)が硬くなり、その下を通過する、腕神経・鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が圧迫される障害
≪斜角筋症候群の原因≫
- 手を上げる作業が多い
- なで肩・猫背
- リュックサックなど、重い荷物をよく持つ
- 歯ぎしり・食いしばり
≪斜角筋症候群の症状≫
- 前腕~指にかけての痺れ(小指側が多い)
- 痛み(うずくような痛み・ちくちく刺すような痛み)
- 指先が冷たくなる
- 手を上げたり、首を捻ったりすると症状が強くなる
- 重たい荷物を持つ・リュックサックなどを背負うと、症状が強くなる
≪当院での治療≫
- まずは、どの通路で圧迫が起こっているのかを検査していきます。
- 圧迫を引き起こしている筋肉が分かれば、トリガーポイント・立体動態波・超音波を行い、筋緊張を取り除いていきます。
- 不良姿勢(猫背・なで肩)が原因の場合は、運動療法を用いたリハビリテーションを行っていきます。
胸郭出口症候群かも…と思われたら、姫路市 北今宿のたか整骨院にご相談下さい。