~脊柱管狭窄症~
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2022.01.25
- 慢性症状
≪脊柱管狭窄症とは≫
脊柱管狭窄症は、背骨の間にある椎間板(ゼリー状のクッション)が加齢とともに変形し、グラグラになった背骨を安定させる周りの靭帯も分厚くなる事で、脊髄(神経)を圧迫し、しびれ・痛みなどを引き起こす状態の事です。進行すると背骨の変形(骨棘)やすべり症(骨がずれる)に移行してしまうケースもあります。
≪脊柱管狭窄症の原因≫
- 加齢(水分量の減少による椎間板の変性)
- インナーマッスルの筋力低下(腹横筋)
- 反り腰⇒脊柱管狭窄症の方は、腰椎・骨盤前傾(反り腰)のケースが多い
- ※胸椎(胸のあたりの関節)・股関節の柔軟性が低下
※各関節には役割があり(ジョイント・バイ・ジョイント理論)、腰痛を引き起こす場合はその役割が機能していないケースが多いです。
~正常な場合~ ~腰痛の方の場合~
胸椎:可動性(よく動く関節) 胸椎:安定性(硬くなってしまった関節)
腰椎:安定性(固定したい関節) 腰椎:可動性(よく動く関節)
股関節:可動性(よく動く関節) 股関節:安定性(硬くなってしまった関節)
腰痛の方の場合、胸椎・股関節周りの筋肉が硬くなる事で、柔軟性が低下し、安定させたい腰椎を必要以上に動かしてしまう事で症状を引き起こしてしまう場合があります。
≪脊柱管狭窄症の症状≫
- 腰・臀部(お尻)・下肢の痛み
- 足先の痺れ
- 力が入りにくい(筋力低下)
- 数分歩くと足がだるく、少し休むと症状が軽減する(間欠性跛行)
- 腰を反る(後屈)と症状が増加する
≪当院での治療≫
- 患部の痛みをまず抑える為に、超音波・マイクロカレント・立体動態波、急性期であればアイシングを行います。
- 症状を引き起こす原因を探す為に、姿勢の評価・脊柱(背骨)や股関節の柔軟性・筋力の評価を行い、原因を見つけます。
- ウィークポイントに対して、リハビリテーション(インナーマッスルの強化・柔軟性の改善)を実施し、再発防止を行っていきます。
当院のYouTubeで、腰痛患者様でも出来るインナーマッスルのトレーニング動画を掲載していますので、良ければ見て下さい。
『1日5分‼︎』ぽっこりお腹をとる腹筋トレーニング【初級編】
『1日5分‼︎』ぽっこりお腹をとる腹筋トレーニング【中級編】
『1日5分‼︎』ぽっこりお腹をとる腹筋トレーニング【上級編】
脊柱管狭窄症でお困りの方は、姫路 北今宿のたか整骨院にご相談下さい。