診療時間

診療時間
08:30 - 19:30 -

定休日:日祝

•••08:30 - 13:00

完全予約制

【電話予約・お問い合わせ】

079-228-1659

筋筋膜性腰痛

筋筋膜性腰痛とは、腰部や背部の筋肉・筋膜が硬くなる事で発生する腰痛の事を指します。ヘルニア・狭窄症などのように、骨や関節への影響ではなく、痺れなどの神経症状を起こすことはありません。全身の筋肉は、筋膜と呼ばれる膜で覆われています。腰部の筋肉も『胸腰筋膜』が包み込む事で、背中を丸めることなく良い姿勢を保てるようになっています。不良姿勢やオーバーワークなどにより、腰部の筋肉や胸腰筋膜が硬くなる事で、痛みを発症してしまいます。

お悩み症状

Trouble

  • 腰を丸めると痛い
  • 腰を反ると痛い
  • 温まればなんとか動けるが、プレー後の痛みが出る
  • 長時間同じ姿勢が困難
  • お尻はモモ裏にも痛みが出る
  • 腰の不安を考えずにプレーしたい

原因

Cause

  • ①腹筋(腹横筋)の弱化:腹横筋は、いわゆるインナーマッスルで、体幹部の深層に位置する筋肉です。この筋肉が収縮する事で、背骨を安定化させる事ができます。腰痛患者の方は、基本的にはこの筋肉が上手に使う事ができず、背骨を安定化する事でできない方が多い傾向があります。回旋動作において、腹横筋が使えていない場合、過剰な回旋ストレスにより、腰の椎間関節の圧迫ストレスを引き起こしてしまいます。

  • ②胸椎・股関節の柔軟性の低下:人間の関節には『固定』『可動』の2つの役割があります。【joint by joint理論】足関節:『可動』膝関節:『固定』股関節:『可動』腰部:『固定』胸椎:『可動』頚椎:『固定』と役割分担されています。股関節や胸椎は、本来であれば可動域(柔軟性)が保たれている関節ですが、オーバーワークや疲労などにより、硬くなった場合、それを補おうと間に挟まれている『腰部』が可動性に転じてしまいます。その為、本来の役割ではない動きをしてしまい、結果として痛みを発症してしまうのです。

  • ③不良姿勢:反り腰や猫背の場合も、筋筋膜性腰痛の原因となってしまいます。例えば『反り腰』の場合、骨盤の前傾により腰部・腸腰筋が緊張してしまいます。これらの筋肉が長期間その姿勢に慣れてしまうと、その姿勢が通常だと誤認してしまいます。その為、これらの筋肉をストレッチやマッサージしても、一時的ですぐに元に戻ってしまいます。その為、臀筋や腹横筋など反対方向に引っ張る筋肉を刺激する事がリハビリでは重要となっています。

ご自身での対処法

Yourself

自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください。慢性的な痛みであっても、アイシングを行って大丈夫です。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。痛み・痺れが強く、改善がない場合は、医療機関を受診するようにしましょう。筋筋膜性腰痛の場合、リハビリで可動域・筋力を回復させる事が必要になってきます。脊柱を安定化させるインナーマッスルの強化が必要になってくるので、自宅では下記のような運動を行うようにしましょう。
【ドローイン】①上向きに寝転び、膝を曲げる②口で息を吐きながら下腹部を凹める③無理に力まず、お腹を凹ませるようにしましょう※膝にクッションなどを挟むと収縮を入れやすくなります。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。 【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。