診療時間

診療時間
08:30 - 19:30 -

定休日:日祝

•••08:30 - 13:00

完全予約制

【電話予約・お問い合わせ】

079-228-1659

有痛性外脛骨

有痛性外脛骨とは、舟状骨に付着する後脛骨筋の付着部で、筋肉が骨を引っ張る事で発生する骨の隆起の事です。10〜15歳の特に女子に多く発生し(発生例の80〜90%)、多くの場合で両側に発症するケースが多いと言われています。スポーツを継続する事で、徐々に痛みが強くなり、慢性的な痛みとなる場合や、捻挫などを起因に、急に痛くなる場合があります。

お悩み症状

Trouble

  • 足の内側に痛みがある
  • 足首を内側に傾けた時に痛みが強い
  • 皮膚を触るだけでも痛い
  • 靴紐を強く締めると圧迫されて痛い
  • 何回も捻挫を繰り返している
  • 整形外科や整骨院の施術を受けたけど、変わらない

原因

Cause

  • ①扁平足や足の裏の原因:扁平足など、足のアーチが低下している状態だと、足が内側に傾く(回内足)ことによって、後脛骨筋の伸張ストレスにより、舟状骨へのストレスとなってしまいます。アーチの低下の原因は様々で、元々の足の形状による影響もありますが、まずは足の内在筋・下腿部の筋肉(後脛骨筋・長腓骨筋)の機能低下を改善する必要があります。又、インソールを着用することで、足部の矯正を行うことも可能です。

  • ②筋力/柔軟性/バランス能力の低下:外脛骨の原因は患部だけでなく、他の筋肉や関節の影響も受けています。お尻の筋肉や内腿の筋肉の筋力低下・柔軟性の不足により、膝が内側に入ることにより(knee in-Toe out)、結果として足関節が回内足を引き起こしてしまい、舟状骨にストレスを加えているケースもあります。

  • ③繰り返しの捻挫:捻挫を繰り返す事でも生じる事があります。靱帯損傷による、関節の安定性が低下した状態だと、運動中に過度のストレスが加わった際に、靱帯や筋肉で制御できずに関節への圧迫ストレスとなり骨棘を形成してしまいます。

ご自身での対処法

Yourself

自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください(怪我の直後・練習後)。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。運動制限を行なっても痛みの改善がない場合は、医療機関で画像診断が必要になります。有痛性外脛骨はリハビリで筋力を回復させる事が必要になってきます。特に足裏の強化が必要なので、自宅では下記のような運動を行うようにしましょう。
【タオルギャザー】①椅子に座る②床にタオルを置き、指先でタオルを引き寄せる③足首をできるだけ固定して足の指だけで引き付ける。※足指の開閉を20回×3セット程度行いましょう。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。