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大腿四頭筋肉離れ

大腿四頭筋は、大腿直筋・中間広筋・外側広筋・内側広筋の4つの筋肉で構成され、大腿直筋は唯一の2関節筋で筋内腱があり怪我を受けやすい筋肉と言われています。特にサッカーなどのキック動作・ジャンプ動作(股関節:伸展・膝関節:屈曲)からの、爆発的な筋発揮において受傷しやすいと言われています。

お悩み症状

Trouble

  • キック動作の時に、ブッチと音がした
  • 膝を曲げると痛い
  • 歩けるが、蹴り出す瞬間が痛い
  • 時間経過とともに腫れて痛む
  • 筋肉が凹んでいる
  • 膝の曲げ伸ばしが痛い

原因

Cause

  • ①柔軟性の低下
    スポーツによるオーバーワークで筋肉が疲労している場合、怪我のリスクを伴います。大腿四頭筋の柔軟性低下による、お尻が浮き上がってしまう『尻上がり兆候』が起きてしまいます。通常であれば、通常であれば膝を曲げると、踵・お尻がくっつく『HBDテスト』が難なくクリアできるのが普通ですが、筋疲労を起こしていると、これらのテストがクリアできません。日頃から大腿四頭筋の柔軟性を高めるために、ストレッチやアイシングを行いましょう。

  • ②体の使い方
    大腿四頭筋を過剰に使ってしまう、体の使い方もストレスの原因となってしまいます。股関節を上手に使えないスクワット(CCスクワット姿勢)では、主に大腿四頭筋を優位に使ってしまいます。その為、この動作パターンに慣れてしまうと、スポーツ動作でも同じ姿勢を撮り続け、次第に痛みを発症してしまいます。理想のスクワットは、シンアングル(脛骨と体幹が並行のスタンス)が並行になるように、股関節をしっかりと使うようにする動作を覚える必要があります。

  • ③筋収取の変化
    キック動作(股関節:伸展・膝関節:屈曲)など、筋肉をストレッチした状態からの収縮を『エキセントリック収取』と呼びます。このエキセントリック収取は、通常の筋収縮よりも、筋肉への負荷が高いと言われています。普段のトレーニングやリハビリでは、重量を担いで『ゆっくりな動作』で行う事が多いです。しかし、実際の競技では『瞬間的な爆発的な筋力』が必要になります。その為、トレーニングやリハビリでも同じように『軽負荷での爆発的な筋力トレーニング』を行う必要があります。

ご自身での対処法

Yourself

自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください。慢性的な痛みであっても、アイシングを行って大丈夫です。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。痛みが強く、改善がない場合は、医療機関を受診するようにしましょう大腿四頭筋肉離れの場合、リハビリで可動域・筋力を回復させる事が必要になってきます。怪我から日数が経ち、安静時の痛みがなくなったら、下記のような運動を少しずつ行うようにしましょう。

【SLR】
①上向きに寝転び、膝は伸ばす
②膝を完全に伸ばした状態で足を上げていく
③膝が曲がらないギリギリまで上げる
※ゆっくりの動作で10回×3セット。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】
施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。

【アスレティックリハビリテーション】
併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。