チャーリーホース
チャーリーホースは、太ももの打撲の事を指します。一見、打撲だから大丈夫と思いやすいですが、受傷直後の応急処置・怪我の度合いをしっかり判別できないと、後々厄介な怪我ですので注意が必要です。大腿骨の周りを取り巻く筋肉は、外力（相手の膝など）とぶつかった際に、骨（自分の）と骨（相手の）に挟まれてしまい、広範囲で症状を起こします。強烈な打撲を受けると、多量の出血による後遺症で、筋肉内部で『骨化性筋炎』を発症してしまう場合があり、初回処置がかなり重要となってきます。怪我の重症度合は３つに分類されており、GradeⅠ：膝が90度以上曲がる・GradeⅡ：膝が45~90度曲がる・GradeⅢ：膝が45度も曲がらない。GradeⅢの場合と特に注意が必要です。
お悩み症状
Trouble
- 相手の膝が、太ももに入った
- 力を入れると痛く、動かせない
- 曲げ伸ばしが困難
- 歩行はなんとか可能だが、階段や段差が困難
- 筋肉の張りが強い
- プレーは出来るようになったが、しこりが残っている
原因
Cause
-
①パット入りのタイツを着用する：コンタクトスポーツで、打撲を回避する事はかなり困難な事です。ですが、ご自身での対応としては、パッド入りのタイツを着用する事がおすすめです。各種メーカーさんから、スポーツ用のタイツが販売されています。パッドがある事で、直接的な外力を軽減する事ができ、テーピングと違い、かぶれやズレといったトラブルもありません。どうしても繰り返し打撲する場合は、検討してみてください。
ご自身での対処法
Yourself
自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください。慢性的な痛みであっても、アイシングを行って大丈夫です。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。痛みが強く、改善がない場合は、医療機関を受診するようにしましょう。チャーリーホースの場合、リハビリで可動域・筋力を回復させる事が必要になってきます。怪我から日数が経ち、安静時の痛みがなくなったら、下記のようなストレッチを少しずつ行うようにしましょう。
【大腿四頭筋ストレッチ】①痛み足を上にして横向きになる②足首にタオルを引っ掛ける③膝を曲げる方向にタオルを引っ張る※20秒ストレッチ×３セット。
当院での施術
Treatment
【アスリート整体】施術＋特殊電気治療＋リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。