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ジャンパー膝

ジャンパー膝とは、膝蓋腱(大腿四頭筋が膝蓋骨を超えて腱となり、脛骨に付着)の炎症で、繰り返しのスポーツ動作による屈伸動作により発症します。10代の男児に多く、両側に発症するケースもあります。成長期により、骨の成長と相反して、スポーツ動作による筋肉の緊張により、膝蓋腱にストレスが加わり発症。名前の通り、ジャンプ動作の多い『バレー・バスケ・陸上』などの競技で多く報告されています。

お悩み症状

Trouble

  • 膝を曲げると痛い
  • 正座ができない
  • 温まると動けるが、運動後に痛む
  • 皿の下の腱を触ると痛い
  • ジャンプやダッシュなどの衝撃で痛い
  • 試合までに何とか痛みを減らしたい

原因

Cause

  • ①ストレッチ不足:骨の成長と、筋肉の柔軟性のアンバランスによって発症する為、練習前後のストレッチは重要となります。大腿四頭筋の柔軟性が低下する事で、膝蓋腱へのストレスが生じてしまいます。この筋肉が硬くなると、うつ伏せで膝を曲げた際にお尻が浮き上がってしまう『尻上がり兆候』が出てしまいます。基本的には、膝を曲げた際に、抵抗感なく踵がお尻にくっつく程度が理想とされています。

  • ②体の使い方:大腿四頭筋を過剰に使ってしまう、体の使い方もストレスの原因となってしまいます。股関節を上手に使えないスクワット(CCスクワット姿勢)では、主に大腿四頭筋を優位に使ってしまいます。その為、この動作パターンに慣れてしまうと、スポーツ動作でも同じ姿勢を撮り続け、次第に痛みを発症してしまいます。理想のスクワットは、シンアングル(脛骨と体幹が並行のスタンス)が並行になるように、股関節をしっかりと使うようにする動作を覚える必要があります。

  • ③knee in-Toe otu:内股(knee in-Toe out)では、膝蓋腱の内側にストレスをかけてしまい痛みの原因となってしまいます。内股(knee in-Toe out)は、臀筋の筋力低下・内転筋の筋緊張・下腿の内旋・足部過回内など、様々の要因から引き起こされてしまいます。股関節の柔軟性・固定する為の筋力・正しい関節位置にする為のバランス能力を獲得する事が必要となります。

ご自身での対処法

Yourself

自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください。慢性的な痛みであっても、アイシングを行って大丈夫です。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。痛みが強く、改善がない場合は、医療機関を受診するようにしましょう。ジャンパー膝の場合、リハビリで可動域・筋力を回復させる事が必要になってきます。怪我から日数が経ち、安静時の痛みがなくなったら、下記のような運動を少しずつ行うようにしましょう。
【大腿四頭筋ストレッチ】①痛み足を上にして横向きになる②足首にタオルを引っ掛ける③膝を曲げる方向にタオルを引っ張る※20秒ストレッチ×3セット。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。