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股関節のつまり

ストレッチをしている時に、股関節を深く曲げたりすると前面部分のつまり感を感じたことはないでしょうか。つまりが原因で、後々痛みを生じたり、痛みを回避する動作により他の部位に悪影響を与えてしまいます。股関節を曲げずに、腰部を曲げる事を優先し、結果的に腰痛に移行してしまうなどです。スポーツ選手であれば、股関節を曲げる動作(ランニング・ジャンプ・切り返し)が多く、つまりによりパフォーマンスを下げてしまう原因となってしまいます。骨や軟骨組織の変形の場合は、医療機関を受診する必要がありますが、その他の筋・関節包などの原因であれば、リハビリで症状を緩和する事が可能です。

お悩み症状

Trouble

  • 股関節を深く曲げると前面に痛みがある
  • 床からの立ち上がりで痛い
  • ストレッチしていると、つまりが先に出て伸びない
  • しゃがんだ姿勢ができない
  • つまりの時、鈍い痛みが残る
  • あぐらは出来るが、和式トイレの姿勢ができない

原因

Cause

  • ①股関節前面の筋肉の硬さ
    股関節前面の筋肉の緊張による原因が特に多くみられます。筋肉が伸長・短縮の状態でも緊張してしまい、硬くなってしまった状態(筋スパズム)になると、収縮がうまくできなくなり、結果的に股関節のつまりを引き起こしてしまいます。腸腰筋・大腿直筋・縫工筋・腹直筋などが問題になる事が多いです。股関節全面には神経・血管が多くある為、これらの筋肉の動きが悪く(滑走不全)なってしまうと、周囲の組織にも影響を及ぼしてしまいます。

  • ②股関節後方の筋肉・関節包の硬さ
    股関節後方の組織が硬くなることで、大腿骨頭を全面に押し出してしまい、股関節屈曲の邪魔をしてしまうケースがあります。後方の硬さの原因は、臀筋・深層外旋六筋・関節包などがあげられます。臀筋の筋スパズムが起こると、筋出力の低下を起こしてしまい、力強い股関節の伸展動作ができなくなってしまいます。そのため、ダッシュやジャンプなどのスポーツ動作でパフォーマンスを下げる原因にもなってしまいます。

  • ③骨・軟骨・関節唇の変形
    股関節を構成する、骨・軟骨・関節唇の変形や損傷がある場合があります。先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全・変形性股関節症など、物理的に形が変わってしまっていると、股関節を動かした際につまり感が出てしまいます。この場合、リハビリの適応外になるケースがある為、まずは医療機関を受診して頂く事をおすすめします。画像初見で、保存療法でリハビリが可能であれば、その他の機能を最大限使えるように、運動療法を行なっていく必要があります。

ご自身での対処法

Yourself

股関節の詰まりは、リハビリで筋力・可動域を回復させる事が必要になってきます。特に大腿筋膜張筋の柔軟性が必要なので、自宅では下記のような運動を行うようにしましょう。
【大腿筋膜張筋運動】
①四つん這いの姿勢をとる
②股関節を大きく開く
③膝を視点にして足を外に開きながら内旋させる
※10回×3セット行いましょう。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。