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モートン病

モートン病とは、足裏を走行する神経が『深横中足靭帯』に圧迫される事で生じる、神経障害の事を指します。40−60代の女性に多く発症し、足先の痺れ・燃えるような痛みを伴います。ヒールやパンプスなど、横幅が狭い靴を履くと症状が強く出る傾向があります。慢性化すると、神経が腫れて瘤状になりモートン神経腫へ移行するケースもあります。後発部位は第3−4足趾間、次に第2−3足趾間に発生しやすいと言われています。

お悩み症状

Trouble

  • 体重をかけると痺れ・痛みがある
  • 足の甲に痛みが出る
  • ヒールなどの踵が上がる靴を履くと疲れやすい
  • 長時間の立ち仕事が辛い
  • 朝一に体重をかけるのが怖い
  • 市販のインソールを試したが効果がない

原因

Cause

  • ①扁平足
    扁平足の場合、踵の回内(オーバープロネーション)により、体重を分散させようと中足骨が横に広がり『開張足』になってしまいます。この場合、神経と深横中足靭帯の摩擦が生じやすくなり、痺れを引き起こしやすくなってしまいます。足の内在筋・下腿部の筋肉(後脛骨筋・長腓骨筋)などの機能低下の場合は、リハビリを行いながら神経へのストレスを軽減していく必要があります。

  • ②他の関節からの影響
    扁平足は、踵の骨が内側に傾く『回内足:オーバープロネーション』によって生じてしまいます。回内足により、上の関節に影響を与え『下腿:内旋・膝:外反・大腿:内旋』と連鎖していきます。これは、踵の回内足による影響で上に連鎖する場合ですが、逆のパターンも存在します。例えば、中臀筋の筋力低下では、歩行時に『骨盤の傾斜(トレンデレン)・大腿:内旋・膝:外反・下腿:内旋・足部:回内』と上からの影響が、下の関節に影響を与える場合もあります。リハビリでは、どこに問題があるかを判断し、全体的なアプローチをする事で症状を軽減させていく必要があります。

  • ③靴・長時間の立ち仕事
    仕事柄、ヒールやパンプスを履く機会が多い女性は特に注意が必要です。外反母趾になりやすく、踵の回内を増強させてしまうリスクがあります。又、長時間の立ち仕事など、常に足に荷重がかかる場合も扁平足へ移行しやすく、後々モートン病になりやすくなってしまいます。可能であれば、スニーカーなど足の負担を軽減できる靴に変更したり、扁平足改善のためにインソールの作成を進める事をおすすめします。

ご自身での対処法

Yourself

自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください(痛みが出た時・よく使った後)。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。モートン病はリハビリで筋力・可動域を回復させる事が必要になってきます。ふくらはぎの筋肉をまずは緩める必要があるので、ストレッチを行うようにしましょう。
【下腿三頭筋ストレッチ】
①段差に足の裏を乗せる
②踵がついた状態で膝を伸ばす
③少しづつ体重を前方に乗せていく
※20秒×3セット行うようにしましょう。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。