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なで肩

なで肩は、肩の先端(鎖骨の端)・肩甲骨が正常な位置よりも下がった状態を指します。先天的な骨形状の方もいますが、多くが後天的(日常生活からの影響)な影響が大きいです。なで肩だと、肩こりや背中の痛みを引き起こしやすく、女性であれば服のフィット感に違和感を覚える事もあります。スタイル良く見せるために、今回は原因と解決策を含めてご紹介していきます。

お悩み症状

Trouble

  • 鏡を見ると、肩の先が下がっている
  • 鎖骨が下がっているので服選びに困る
  • カバンはリュックだと落ちそうになる
  • 慢性的な肩こりに悩んでいる
  • 背中や腰痛など違う部位も痛くなる
  • マッサージしてもすぐに元通り

原因

Cause

  • ①デスクワークなど不良姿勢
    長時間のデスクワークなど、偏った姿勢を続ける事が原因の1つです。なで肩と猫背がセットの場合が多く、その場合『小胸筋』などの筋肉が短縮して硬くなっている場合がほとんどです。手元作業ではどうしても、肩甲骨が外転した状態が続きますので、これらの筋肉が常に緊張した状態になってしまいます。

  • ②筋力の低下
    肩甲骨を上に引き上げる『僧帽筋上部繊維・肩甲挙筋』の機能不全が考えられます。この2つの筋肉は『肩こり』に影響する筋肉で、なで肩の場合は『引っ張られた状態で硬くなっている』事が多いです。これ以上、鎖骨・肩甲骨が下に下がらないように、頑張って引き上げてくれている様な状態をイメージしてください。そのため、マッサージやストレッチを行うと、一時的には楽になりますが、すぐに元に戻ってしまいます。その為、これらの筋肉に対しては、軽い運動刺激を与える事の方が重要と考えています。

  • ③インナーマッスルの筋力低下
    直接的な原因ではありませんが、関節的に影響を与えます。腰部のインナーマッスル(腹横筋)の機能が低下すると、骨盤が前傾・前方変位/胸椎の後湾/頸部の前方変位/肩関節の内旋など、上位の関節に影響を与えていき、反り腰+猫背が完成していきます。機能低下がどこが最初に起こったかを正確に判断する事は難しいですが、腹横筋などの機能低下も影響を与えますので、リハビリで機能を回復させる必要があります。

ご自身での対処法

Yourself

なで肩はリハビリで筋力・可動域を回復させる事が必要になってきます。特に僧帽筋上部の強化が必要なので、自宅では下記のような運動を行うようにしましょう。
【シュラッグ運動】
①足幅を肩幅くらいにして立つ
②肩甲骨を寄せた状態で肩をすくめる
③トップの位置で5秒ホールドする
※10回×3セットやってみましょう。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。