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肩甲骨剥がし

SNSで人気となった『肩甲骨剥がし』ですが、猫背・肩こり・四十肩・五十肩の方に有効な手技の1つです。肩甲骨は肋骨の上に乗っかり、骨同士の連結がない浮遊関節となっています。その構造により、筋肉の硬さに影響を受けやすいというデメリットもあります。特に猫座の場合は、小胸筋などの短縮により肩甲骨が外転してしまい、背部の筋肉が緊張してしまった状態になります。これらの緊張を取り除くために、肩甲骨剥がしは有効な手段の1つです。

お悩み症状

Trouble

  • 鏡を見ると、背中が丸まっている
  • 気がつくと、前屈みの姿勢をとる癖がついている
  • 慢性的な肩こりに悩んでいる
  • 背中や腰痛など違う部位も痛くなる
  • マッサージしてもすぐに元通り
  • 手を上げたり、背中をかく動作がしにくい

原因

Cause

  • ①デスクワークなど不良姿勢
    長時間のデスクワークなど、偏った姿勢を続ける事が原因の1つです。なで肩と猫背がセットの場合が多く、その場合『小胸筋』などの筋肉が短縮して硬くなっている場合がほとんどです。手元作業ではどうしても、肩甲骨が外転した状態が続きますので、これらの筋肉が常に緊張した状態になってしまいます。

  • ②筋力の低下
    肩甲骨を正常な位置に保つ『僧帽筋下部繊維・菱形筋』の機能不全が考えられます。巻き肩・猫背の場合は、肩甲骨が外転している状態ですので、『引っ張られた状態で硬くなっている』事が多いです。これ以上、肩甲骨が外に広がらない様に、頑張って引き上げてくれている様な状態をイメージしてください。そのため、マッサージやストレッチを行うと、一時的には楽になりますが、すぐに元に戻ってしまいます。その為、これらの筋肉に対しては、軽い運動刺激を与える事の方が重要と考えています。

  • ③インナーマッスルの筋力低下
    直接的な原因ではありませんが、関節的に影響を与えます。腰部のインナーマッスル(腹横筋)の機能が低下すると、骨盤が前傾・前方変位/胸椎の後湾/頸部の前方変位/肩関節の内旋など、上位の関節に影響を与えていき、反り腰+猫背が完成していきます。機能低下がどこが最初に起こったかを正確に判断する事は難しいですが、腹横筋などの機能低下も影響を与えますので、リハビリで機能を回復させる必要があります。

ご自身での対処法

Yourself

肩甲骨の動きが悪い場合はリハビリで筋力・可動域を回復させる事が必要になってきます。特に肩甲骨の回旋動作が必要なので、自宅では下記のような運動を行うようにしましょう。
【Wエクササイズ】
①椅子に座る
②両手を上に上げ、手のひらを内にする
③手のひらを外に捻りながら肘を横に開きながらWを描く※10回×3セット。

当院での施術

Treatment

【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。