下腿三頭筋肉離れ
下腿三頭筋は、表面から腓腹筋・ヒラメ筋の2層で構成され、腓腹筋内側頭(内側の上の方)や、筋腱移行部(筋肉と腱の境目)に後発して発生しやすいです。スポーツ動作や日常生活で、筋肉が収縮しようとしながらストレッチがかかった状態で、引きちぎられるようにして発生します。
お悩み症状
Trouble
- 筋肉をストレッチすると痛む
- 爪先に体重をかけると痛い
- 階段や段差を乗り上げる時に痛い
- 時間が経過しても、しこりのような感じがある
- ストレッチしても伸びにく
- 整形外科や整骨院の施術を受けたけど、変わらない
原因
Cause
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①ウォーミングアップの不足・筋疲労:運動前のアップ不足や、そもそも筋疲労で緊張した状態だと、スポーツなどの急激な筋収縮時に断裂を生じてしまいます。練習や試合前に、スタティック・ダイナミックストレッチ・コレクティブエクササイズを実施する事で、事前に予防する事が可能です。
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②体の使い方・(筋力/柔軟性低下):下腿三頭筋を過剰に使ってしまう運動パターンだと、徐々に筋疲労が起こり始め、やがてそのストレスに耐えれなくなり断裂を起こしてしまいます。肉離れが発生するタイミング、特に切り返し動作では『股関節のタメ』が重要になってきます。股関節の屈曲・内転・内旋動作からの、伸展動作が上手く使えないと爆発的な動きができず、足関節の蹴り動作に頼ってしまい、積み重ねにより肉離れを発生させてしまいます。
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③運動不足:加齢や日々の運動習慣の減少も、原因の1つです。スポーツ選手を除けば、怪我しやすい年齢は30代が多く報告されています。筋肉の伸び縮みは、血流を上昇させるポンプ作用があります。血流の減少が起こる事で、筋肉の弾力が減少(硬くなる)し怪我をしやすい状態となってしまいます。
ご自身での対処法
Yourself
自宅での応急処置はこのRICE処置を行ってください。慢性的な痛みであっても、アイシングを行って大丈夫です。15-20分を目安に、痛みがある箇所に対して行っていきます。下腿三頭筋肉離れは、リハビリで可動域・筋力を回復させる事が必要になってきます。怪我から日数が経ち、安静時の痛みがなくなったら、下記のような運動を少しずつ行うようにしましょう。
【カーフレイズ】①壁に手をつき直立する②膝を伸ばした状態でつま先に体重をかける③踵をできるだけ高く浮かす※10回×3セット。痛みが出ない範囲で行っていきましょう。
当院での施術
Treatment
【アスリート整体】施術+特殊電気治療+リハビリを組み合わせたプログラムです。怪我の発生から日常生活を送れるまでの期間をサポートしています。【アスレティックリハビリテーション】併設のジムで、筋力・柔軟性・コーディネーションなど、競技に合わせたプログラムでリハビリテーションを行っていきます。